待ちに待った新築住宅。完成が近づくにつれて、家族の期待もふくらんでいきます。しかし、いざ入居目前になると「何を準備しておけばいいの?」「手続きってどこまでやればいいの?」と不安になる方も多いのではないでしょうか。

 

建杜ハウスでは、注文住宅をご依頼いただいたお客様に対して、完成後の生活までしっかり見据えたサポートを行っています。このコラムでは、新築住宅への引っ越し前にやっておくべき準備や確認項目をわかりやすくご紹介します。これから入居を迎える方はもちろん、これから家づくりを考えている方にも役立つ内容です。

 

1.引越しの前に「行政手続き」をチェック

 

まず押さえておきたいのが、住所変更に関わる各種手続きです。特にお子さんがいるご家庭は、転校や保育園の手続き、通学区域の確認などが必要になる場合もあるため、早めに動いておきましょう。

 

主な手続きには、住民票の移動、運転免許証やマイナンバーカードの住所変更、郵便物の転送届などがあります。また、固定電話やインターネット回線、水道・電気・ガスの開通手続きも入居日の少し前までには済ませておきたいところです。

 

旭川市やその近郊で暮らす場合は、冬場の雪や寒さの影響もありますので、ガスや水道の開栓予約は余裕をもって行うことをおすすめします。

 

2.「家具・家電」のレイアウト計画と採寸

 

新居に合わせて家具や家電を新調する予定がある方は、設計図をもとに事前にサイズや配置をシミュレーションしておくと安心です。

 

建杜ハウスでは、VRを使って間取りや空間の広さをリアルに体感できる設計図をご提供しているため、完成前でも家具の配置や生活動線を確認できます。「思っていたより狭かった」「冷蔵庫が入らなかった」などの失敗を防げると、多くのお客様から好評をいただいています。

 

特に冷蔵庫や洗濯機は、搬入経路も含めて事前にチェックが必要です。玄関や階段の幅、ドアの開き方など、細かい部分も見落とさないようにしましょう。

 

3.カーテン・ブラインドの手配

 

意外と忘れやすいのが、カーテンの準備です。新築住宅では窓のサイズがこれまで住んでいた賃貸と異なるため、既製品では合わないことも多々あります。

 

入居日にカーテンがないと、外から家の中が丸見えになってしまうため、防犯やプライバシーの面でも早めの対応が必要です。建杜ハウスでは、建築中に窓寸法の詳細をお知らせすることも可能なので、カーテン業者と早めに相談しておくと安心です。

 

4.ご近所挨拶の準備

 

新築で新しい土地に引っ越す場合、ご近所へのご挨拶はとても大切です。特に北海道のように雪かきや町内会活動が盛んな地域では、近隣の方との関係づくりが、暮らしやすさにも直結します。

 

引越し後すぐに挨拶まわりができるよう、「ちょっとした手土産(500円〜1,000円程度)」を用意しておくと良いでしょう。表札やインターホンの名前がまだ出ていないと相手に不安を与えてしまうため、入居日には表示を済ませておくことも忘れずに。

 

5.防犯・防災のチェック

 

新築住宅では「新しい=安心」と思いがちですが、防犯対策や防災備蓄の準備は万全でしょうか?

 

特に人通りの多い道路に面している場合や、夜間に暗くなりやすい場所がある場合は、防犯カメラやセンサーライトの設置を検討すると安心です。また、防災グッズや非常食、水の備蓄などもこのタイミングで一式そろえておくと、いざというときに役立ちます。

 

6.住まいのメンテナンスチェック

 

引き渡し直後のタイミングで、家の中を一度しっかりとチェックしておくことも大切です。建具の開閉、換気扇の動作、コンセントの位置など、生活が始まってから「ここが使いにくい」と感じる前に確認しておくことで、必要な調整があれば早めに対応できます。

 

建杜ハウスでは、**引き渡し時にスタッフが立ち会い、設備の使い方や注意点などを丁寧にご案内しています。**お客様が新居で安心して暮らし始められるよう、アフターサポートにも力を入れています。

 

7.冬に備えた準備(旭川エリア特有)

 

旭川エリアならではの準備として、冬季の寒さ対策も欠かせません。外の水栓の止水確認、ロードヒーティングや暖房設備の動作確認など、特に初めて北海道で暮らす方は戸惑うことも多いかもしれません。

 

建杜ハウスでは、**地域特性に合わせた暮らし方のアドバイスや断熱・気密性能に配慮した施工を行っており、寒さに強い住宅を実現しています。**入居前の段階でも必要な冬支度について丁寧にご案内していますので、ご安心ください。

 

まとめ:入居前の準備で新生活を快適に

 

新築住宅への入居は、人生の中でも大きな節目のひとつです。気持ちよく新生活をスタートするためにも、事前の準備や確認はとても大切です。

 

建杜ハウスでは、家を「建てて終わり」ではなく、「建ててからの暮らし」を大切にしています。VRによる設計確認、自社大工による高品質な施工、そして入居前後の丁寧なサポート体制。すべてはお客様に「建ててよかった」と感じていただくためにあります。

 

これから新築住宅に入居される皆様が、心地よい暮らしをスタートできるよう、少しでも参考になれば幸いです。