せっかく木造住宅を建てても「すぐに寿命がきてしまった」では、がっかりすることでしょう。

木造住宅を建てたい方は「何年持つのか」気になるのではないでしょうか。

この記事では、木造住宅は何年持つのか寿命・耐用年数について解説します。

 

■木造住宅は何年持つの? 木の家の寿命

 

木造住宅など物件には2つの寿命があります。

 

・どのくらいの年数住めるのか(維持できる期間はどのくらいか)

・家の資産価値の寿命(耐用年数)

 

どちらの寿命を指すかによって木造住宅が何年持つか変わってきます。

まず、木造住宅を建てたとして、家として住める(家として維持できる)のはどのくらいの年数なのでしょうか。

 

木造住宅が「住む」「家として維持できる」という意味で何年持つかと言うと、一般的な目安は65年前後になっています。

新築の木造住宅を建てた場合、人間で言うところの年金をもらえる年齢くらいが維持・住居としての寿命目安です。

近年の木造住宅は耐久性能・耐震性能なども考えて建てますので、家としての寿命は長くなっていると言われています。

 

ただ、これはあくまで一般的な目安です。

木造住宅を大切にすれば寿命は長くなりますが、メンテナンスなどをあまりしないで住んでしまうと、それだけ寿命が短くなってしまう可能性があります。

 

人間も定期的な健康診断(メンテナンス)をしないと急に大病をすることがあります。

木造住宅も同じで、リフォーム・リノベーション・修理・点検など、必要なメンテナンスをしてあげることで、住居としての寿命を延ばすことが可能です。

 

■木造住宅は何年持つの?木の家の耐用年数

 

木造住宅には資産価値の面での寿命(耐用年数)もあります。

木造住宅の資産価値が何年持つのかと言うと、基本的に22年です。

木造住宅だけではありませんが、物件は建てた瞬間から少しずつ資産価値が減少します。

そして、20年ほどで資産価値はほぼなくなってしまうのです。

 

ただ、耐用年数を過ぎたからと言って木造住宅に住めないというわけではありません。

実際に耐用年数が過ぎた木造住宅に住んでいる方も少なくありません。

すでにお話ししたように木造住宅の住居としての寿命は65年前後が目安なので、家の耐用年数と物理的な寿命は特に関係ないのが基本です。

なお、築年数の古い木造住宅をリフォーム・リノベーションすると資産価値が変わってきます。

 

■最後に

 

木造住宅が何年持つかと言うと、

 

・住居として維持できるのは65年前後

・資産価値を維持できるのは20年ほど

 

になっています。

 

資産価値がなくても木造住宅に住み続けられるので、住居としての寿命は65年ほどだと考えておくと良いでしょう。

ただ、歴史的な木造建築が現代に残っているように、木造住宅もメンテナンス次第でより長持ちさせられる可能性があります。

また、木造住宅を得意としている専門業者であれば、長持ちするよう工夫して家づくりをしてくれます。

 

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